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【かねたか せいじ】
 
 
略歴:1960年大阪府生まれ。大手情報システムベンダーから、銀行系シンクタンクを経て2000年株式会社キートゥサクセスを設立。趣味はゴルフ。高杉晋作の「苦と楽を差し引きすれば、浮き世の値わずか三銭」、丹羽伊藤忠会長の「認めて、任せて、褒める」が座右の銘。
 
   
   
 
見出し

 海の向こうのアメリカで日本人が活躍するメジャーリーグのニュースが連日報道されている。特に、レッドソックスの松坂投手の話題は、メディアを問わず過熱気味で報道されている。

 その松坂投手が、デビュー戦を7回10三振1失点という内容で見事に勝利した。西武時代から素晴らしい投手であることは誰もが分かっていたし、当然と言えば当然の結果かも知れない。

 その一方で、同じく今年からヤンキースに移籍した井川投手が、松坂投手が好投した3日後にデビュー戦を迎えた。しかし、その結果は、松坂投手とは全く逆で5回7失点という最悪な内容であった(幸いにも敗戦投手にはならなかったが)。

 松坂投手と井川投手、どちらも今年からメジャーリーグにデビューした日本を代表する投手である。移籍金の大きさから松坂投手の方の話題が多く語られるが、メジャーリーグにおいては同期生である。

 その同期生のデビュー戦が、全く違う結果になってしまったことを見て、ふとそれをビジネスの世界に置き換えてしまった。

 ビジネスの世界でも野球の世界と同様に、同期で入社した仲間の中で、比較的早く結果を出しスムーズに昇格や昇進していくメンバーと、苦労しても苦労してもなかなか結果が出ず、昇格・昇進が遅いメンバーも存在する。

 しかし、金高はいつも思う。短期的な結果や数年の結果では、ビジネスパーソンの力量は計れないはずである。短期も数年の結果も大事である。だが、自分の最大限の努力を継続していくことで、長期的に素晴らしいビジネスパーソンになっていくことが非常に大事であるし、事実そのようなメンバーも数多く知っている。

 だから、
 ヤンキースの井川投手に、「井川投手よ、松坂投手には負けるな」「勝負はこれから何年も続くから焦るなよ」と声を掛けたくなったメジャーリーグの報道であった。

 

 

コンサルタント奮闘記

     
by Seiji Kanetaka 2007-04-11 in Osaka
   
    
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