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イノベーションマインドの向上を目指して
        
 

 

【かねたか せいじ】
 
 
略歴:1960年大阪府生まれ。大手情報システムベンダーから、銀行系シンクタンクを経て2000年株式会社キートゥサクセスを設立。趣味はゴルフ。高杉晋作の「苦と楽を差し引きすれば、浮き世の値わずか三銭」、丹羽伊藤忠会長の「認めて、任せて、褒める」が座右の銘。
 
   
   
 
見出し

 先日、ひょんなことで左手首の靱帯を損傷してしまった。最初は骨折かと思うぐらい痛く、腫れもひどく、大好きなゴルフができなくなるのではないかとかなり心配した。整形外科に行くと、「左手首靱帯損傷で全治3週間です」と診断され、「手首を動かさず、湿布薬を継続して貼っておけば完治します」と告げられホッとした。

 思い起こすと、病院に行くことは本当に久しぶりで、受付の人の多さや他の患者さんの動向などに戸惑ってしまった。私が診察に行った整形外科には電気治療の設備が設置されており、リウマチなどの病気の方が、電気治療だけに通院していることも多いようだ。私が診察を待っている間も、かなりの方が電気治療を受けに来ていた。驚いたのは、ご年配の方だけではなく、私なんかよりはるかに若いビジネスパーソンが多かったことである。

 企業の中で出世を目指しバリバリと活躍し、そしてその報酬で家族を守っていくことは、一般的なビジネスパーソンが求めていることである。しかし、そのようなスタイルを維持するためには、本人の体が資本であることは言うまでもない。言い換えれば、健康であるが故にバリバリと活躍できるのである。

 近頃は、職場でのストレスが原因で精神的な病で仕事を休む方も多くなっているという。また、精神的な病ではないが、内臓系の病気や先の整骨系のけがや病気など、多くのビジネスパーソンは健康の不安をいつも抱きながら、ひたすらに働いている。

 出世するにしても、家族を大事にするにしても、自分自身の健康が前提である。家族ために苦しいことにも耐え抜いて、ここまで来たのに、病に倒れ出世レースに敗れてしまうなど、悔やんでも悔やみきれないのではないだろうか。であるならば、ビジネスのフィールドで戦い続けることができるだけの健康維持は必須であるはずだ。

 何でもいいと思う。健康に少し気をつけること、これはビジネスパーソンとしての基本マナーであると思う。ktsの近所の居酒屋で、お酒をガブガブと飲み、タバコをぷかぷか吸いながら、「俺は健康なんかに興味はないよ」なんて毒舌ぶっているおやじたちの姿を思い出した。その姿は、「限りなく恥ずかしいものだな〜」と実感した整形外科での待合室であった。

 

 

コンサルタント奮闘記

     
by Seiji Kanetaka 2007-05-29 in Osaka
   
    
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